日本でも最近は離婚している人が職場に必ずいるほど珍しいものではなくなってきました。 今回アメリカのウェブサイト『Hopes&Fears』が、離婚までの年数が短い国トップ10を調査。スピード離婚はハリウッドセレブや日本の有名人たちだけのものではなかったようです。実は日本もトップ10の中に入ってますよ。それではランキングを見て行きましょう! 10位 イタリア離婚までの平均年数:18年 国内平均離婚率:30.7% どこの国よりも離婚までの年数が長いのがイタリア。そもそもキリスト教信者の多いこの国では離婚をする手続きに何年もかかるなど、離婚自体が難しいことで有名です。そういった理由が離婚の少なさや、離婚までの年月の長さに反映していると予想されます。 9位 カナダ離婚までの平均年数:13.8年 国内平均離婚率:48% 10位と9位の「離婚までの平均年数」の差がいきなり5年もあいてしまいます。特にここ最近でカナダでの平均離婚率は上がってきているそうです。 8位 フランス離婚までの平均年数:13年 国内平均離婚率:55% 結婚したカップルの半分以上が離婚するパリ。パリ以外の地域での離婚率は、パリよりも下がって40%だそうです。都会だとそれだけ出会いの数が増えて乗り換え離婚の確率が上がってしまうのかもしれませんね。 7位 アメリカ離婚までの平均年数:12年 国内平均離婚率:43% 離婚までの平均年数が12年というのは、意外にもアメリカの大都市ニューヨークでの数字。ニューヨーク以外の地域ではそれより短く8.2年だそうです。パリにもニューヨークに住んだことのある筆者ですが、ニューヨークはパリに比べて「サバイバル感」がずっと強いです。それはフランスに比べて社会的な保護がないので、明日いきなり仕事を失うなんてことがありえるからです。そんな戦場のような大都会ではカップルの結束力もより強いものになるのかもしれません。 6位 オーストラリア離婚までの平均年数:12年 国内平均離婚率:43% オーストラリアの離婚のスタイルは「子供が大きくなってから」というものが多いそうです。フランスなどでは子供が何歳だろうと2人の関係が終われば終わり、という大人の都合での離婚が普通ですが、こうした日本と似た感覚の離婚スタイルがあるのは意外ですね。 5位 メキシコ離婚までの平均年数:12年 国内平均離婚率:15% メキシコ国内の平均離婚率は15%とかなり低いものの、最近では結婚後2年以内に別れる夫婦も増えているのだとか。2年で離婚っていうのは、1年目は我慢したけれど、2年目でやっぱりギブアップ! って別れるパターンが多いということなんでしょうかね。 4位 日本離婚までの平均年数:11年 国内平均離婚率:36% 意外にも世界的には早く離婚してしまう我が国日本。離婚率を見ても3人に1人は離婚しています。若い20代女性とバツイチ男性が結婚するカップルが私の周りにもそこそこいるのですが、これだけ離婚率があがっているとバツイチ男性も結婚想定内に入ることに納得がいきます。 3位 イギリス離婚までの平均年数:11年 国内平均離婚率:42% 2012年のイギリス公式情報によると、結婚20年目を迎える前に離婚してしまうカップルは34%に及ぶそうです。なお、最も離婚するのが多い期間とされるのが結婚4年目から8年目の間だとか。 2位 南アフリカ離婚までの平均年数:11年 国内平均離婚率:31.2% 性別ごと離婚平均年齢を見てみると、男性は40歳から44歳の間。女性は30歳から35歳の間。20代でも数人の子供を抱えるママが多いアフリカ人なので、女性が30代の頃だとすでに独立している子供が多いことが離婚の年齢に関係しているようです。 1位 カタール離婚までの平均年数:5.5年 国内平均離婚率:38% 国民全体がオイルマネーで潤っているお金持ち国カタール。イスラム教徒が多い国なのに離婚率は日本より高く、離婚までの期間平均がたったの5.5年! その内訳をみると結婚した60%ものカップルが5年以内に離婚しているそうです。お金があると、それだけ婚姻関係も重要視されなくなるのでしょうかね。 いかがだったでしょうか? 離婚までのどれだけ我慢できるか世界ランキング。日本人も世界4位となかなか離婚までの決断が早いのは意外ですよね。 長く続くに越したことはありませんが、できれば結婚前に長続きしそうな相手かどうかじっくり相性を見てから結婚するのがよさそうです。 参考記事:STYLIST |