トレーナーの武田敏希さん どんなダイエットをしても一時的には痩せてもすぐにリバウンドしてしまう……体脂肪も一時的には減るものの、基本的には30%前後をキープし続けてはや29年。「私が太っているのは遺伝よ!」が口癖になっているほどに、筆者はこの肥満を「遺伝」のせいにしてきた。しかし実際、遺伝で太るということがあるのだろうか? ふと疑問に思い、東京都千代田区神保町にある「イーストレッチ大手町」のイケメントレーナーとっしー(武田敏希)さんが紹介する、今話題の高度な肥満遺伝子検査を実際に受けてみることにした。果たして、その結果とは……? 口の中に綿棒を入れて粘膜を採取し、2週間後に結果が人の身体は約60兆個の細胞で構成されている。その細胞一つ一つに核があり、両親から引き継いだ遺伝子を含むDNAから成る染色体がおさめられている。この遺伝子は、人の身体(容姿や体質など)を形作るのと同時に、各個人の違いを生み出しているのである。その中から三大栄養素の燃焼および吸収に関する遺伝子の個人パターンを見つけ出す検査を行った。 H&BP Healthcare & Beauty Partner(肥満遺伝子検査キットは\25,920) ということで早速、口の中に綿棒を入れて、頬の内側の粘膜をグリグリこする。それだけで、あとはトレーナーさんが検査機関に郵送してくれるので、2、3週間後に結果が郵送されてくるのを待つのみ! 2週間後に肥満関連遺伝子アドバイスブックとそれに基づいた外食メニューブックが届いた。早速、アドバイスブックを開いて結果を見ると……なんと、最も太りにくい遺伝子! つまり、食べるものや順番に左右されない希有な「サル」型遺伝子タイプであったことが判明! 下の図を見ていただくと、脂肪・糖燃焼能力に問題なく、筋肉不足型でもなく、ライフスタイルに左右される体質だということが分かる。 食べ物に左右されないタイプはライフスタイルの変化で太るさらに、別冊の肥満関連遺伝子に基づいた外食メニューページでは、その結果から導き出された、気をつけた方が良い食べ物や摂取した方が良い食べ物などが詳しく書かれている。 ご飯やラーメンなど炭水化物で太るリスクが高い人、ケーキや霜降りたっぷりのステーキなど脂質で太るリスクが高い人、太る原因は人それぞれ……。 筆者の場合は食べ物に左右されないタイプだということがわかったので、割と何でも食べて良い結果に。しかし、ライフスタイルの変化で太るということなので、規則正しい時間に朝食をとるようにしないといけない。 そして、肝心の運動アプローチに関しては、「気になる箇所・目的に合わせた運動をしてください」「基礎代謝は加齢とともに落ちるが、筋肉量に関係する」ということだったので、しっかりエクササイズを定期的に行い、気になる箇所を重点的に鍛えるべきという結果が導き出される。やみくもに有酸素運動を続けていても、どおりで痩せなかったわけである。 このようなことから食事は規則正しくとり、筋肉をつけることで太りにくくなるタイプだということがわかったので、それに従えばいいのである。 20代後半?30代の女性利用者が急増中分かりやすい! ちなみに、トレーナーのとっしーさんが語る遺伝子検査のメリットは以下である。 1.太る原因が把握できるから食べ物のチョイスが容易でしかもロジカルである 2.身体のどこに脂肪がつきやすいか分かるので、トレーニングもピンポイントでエクササイズを処方できる 3.肥満遺伝子と生活習慣病は関連性が高く、予防の心がけができる 4.遺伝子は一生変わらないので、中期的な健康管理、体重管理にも役立つ 5.自分に一番適した方法でダイエットができるから下手に「炭水化物抜き!」などしなくてもよい
ちなみに、イーストレッチ大手町では、電話や店頭の申し込みで、自宅でも同じ料金で検査が受けられる。 筆者は、あくまで店頭での受け取りをオススメする。やはりトレーナーからのアドバイスをもらった方が検査結果を十分にダイエットに活かせると思うからだ。 一度検査を受ければ、一生変わらない自分の体質がわかる肥満遺伝子検査。早かれ遅かれ検査してみるなら早いにかぎる。今20代後半?30代の女性利用者が急増し、話題なのも納得である。 |