あなたが「なりたいイメージ」を色で表すと? そんな質問をファッションや美容、ライフスタイルに強い関心をもつ女性100人にぶつけてみたところ、もっとも人気なのは「白」という結果が。調査を実施したのは、女性誌の読者について研究を続けている小学館の「女性インサイト研究所」です。 さらに詳しく見ていくと、同じ「白」でも、人気なのは「聡明さ」「大人っぽさ」を感じる「蒼みがかった白」であることが判明。また、アイボリーに代表される黄みがかった白には「こなれ感」「くすみ」、赤みがかった白には「優しさ」「幼さ」、「真っ白」には「純潔」「潔癖」といった印象を持っていることがわかりました。 「蒼い白」が注目されている理由について、カラーコーディネーターの櫻井輝子さんは「蒼が入ることで、心理的により白く見える作用がある、一歩先のワクワク感を感じさせる、志を高くもつ人が選ぶ色である、透明感と神秘性をもつ色である、ということが考えられます。これらの要素が、理想の女性像にぴったりとフィットしたのでしょう」と分析。 また、小学館女性メディア局CP(チーフプロデューサー)の兵庫真帆子さんも「蒼みがかった白を好む傾向、女性の大切にしている『透明感』と『聡明感』……これを総称した『蒼明感』というキーワードこそ、現代女性の理想にもっとも近いのではないかと思います」とコメントしています。 秋冬ファッションを楽しむ季節に突入しますが、ファッションや小物で「蒼みホワイト」のアイテムを取り入れるとトレンド感が増すかもしれませんね。 |