英国のウェブメディアによると、妻より稼ぎが少ない夫のほうがセックス上手で幸せな結婚生活を送っているそうです。ある調査では、配偶者よりも収入が低い男性の56パーセントは、「ホット」または「非常に良い」セックスをしているという結果が出ています。 収入が同等ならストレスが減り、セックスもより良く……この調査は米国のタイムマネー誌によって行われたもので、25歳以上の既婚の男女1,010人に結婚生活について尋ねています。 夫のほうが稼いでいる男性のうち、結婚生活が「幸せ」だと答えた割合は75パーセント。それに対して、妻のほうが稼いでいる男性は、90パーセントが結婚生活が「幸せ」だと答えています。 男女関係の専門家であるジーン・ハンナ・エデルスタイン氏いわく、「ストレスが性生活に悪いことは皆知っています。お互いの収入が同等だとしたら、ストレスが減るのは論理的な結論です。そこにより良いセックスが続くことは理にかなっています」 エデルスタイン氏はさらに次のようにも述べています。 「等しく稼げる能力は、お互いがより対等な関係と感じられることを示しているでしょう。夫婦が貢献し、与え合っていることを実感できます。だからといって、男性が自分の性生活を向上させるために仕事を辞めることを提唱しているわけではありません」 夫婦はベッドの中でも銀行残高においても“真のパートナー”また、タイムマネー誌の編集者ダイアン?ハリス氏は、「夫婦はベッドの中でも銀行残高においても“真のパートナー”であるように感じるべき」と述べています。 ハリス氏によると、「お金に対するプレッシャーをあまり感じない場合は、相手を身近に感じる」とのことですが、日本ではどうでしょうか。女性のほうが収入が多いと男性は引け目を感じてしまうことが多いのではないでしょうか。 男女の収入格差がなくなるのがもっとも理想的ですが、日本の男女の収入差はこの30年ほとんど縮まっていないというデータもあります。この調査結果に則ってみれば、日本の男女が経済的にも平等で、気持ちの上でも対等に向き合えるようになるまで、まだ道のりは長いといえそうです。 |