タバコを吸う女子が減っています。10年前は20代女子の4人に1人が吸っていたのが、今や10人に1人。背景にはイメージの悪化や、男性の喫煙率もまた減少していることなどが関係しています。それでもタバコを吸う女子の生態を、タバコ銘柄別に5分類してみました。あなたの周りにも、当てはまるタイプがいませんか? 1:キャリアウーマン系=「ピアニッシモ」「バージニア・エス」都会でバリバリ働く、アラサー独身女子。激務のストレスで、タバコが手放せません。お酒にも強く、90年代の流行語、「オヤジギャル」の進化系です。好きな銘柄は「ピアニッシモ」か「バージニア・エス」。これくらいしか女性向けと思えるタバコがないとか。禁煙しなきゃと思いつつ、「◯◯さんってクールで、仕事できる感じッスよね!」と慕ってくれる年下男子の存在もチラつき、実行できません。「子どもができたらやめるけど…」が口癖です。 2:ケアワーカー系=「ハイライト」「ケント」「メビウス」介護福祉士などケアワーカーには、喫煙女子が多いようです。明るく前向きな性格ですが、夜勤やケア労働特有のストレスで、ついタバコに手を出してしまいました。「趣味はスノボ」などアクティブなため、健康面はあまり気にしていません。銘柄は「ハイライト」「ケント」「メビウス」などのメンソール系、1ミリ。女性向けのキラキラしたタバコは人気がないようです。最近は全面禁煙の施設が増え、肩身の狭い思いをしています。 3:ヤンキー系=「セブンスター」「マルボロライトメンソール」いわゆる地元のヤンキー系です。地方のキャバ嬢にも多いようです。周りの影響で何となく吸い始めました。深夜のラーメン店や居酒屋に多く出没します。銘柄は「セブンスター」や「マルボロライトメンソール」。タバコも男性も、強めが好みです。できちゃった結婚を機に禁煙するも、育児ストレスで再び吸い始める例も。「旦那も吸ってるから」だそうです。 4:サブカル系=「ハイライトメンソール」「ブラックストーン」「アメスピ」一口に「サブカル」と言っても様々ですが、ここでは軽音楽部の女子大生や、バンギャ系、ファッション専門学校生などに限定します。椎名林檎に憧れて「ハイライトメンソール」を吸ってみたり、矢沢あいの漫画『NANA』の影響で「ブラックストーン」を吸ってみたこともあります。自分らしさを大切にする一方、恋人には依存しがちです。彼が好きだったからと、通好みの「アメスピ(アメリカンスピリット)」を吸う女子もいます。 5:おばあちゃん=「セブンスター」「メビウス」その名の通り、高齢の女性です。タスポを持っていないため、もっぱら馴染みのタバコ屋かコンビニで購入。喫煙歴は長く、好きな銘柄は定番の「セブンスター(セッター)」や「メビウス」です。未だに「マイセン×◯△(聞き取れない)」と注文し、新人アルバイト店員を混乱させます。やせ型のおばあちゃんが多く、ちょっと不健康なオーラが出ています。 社会全体がタバコにNO!を唱える中、それでも吸い続ける女性たち。彼女らにとって、タバコはストレス解消、時には自己表現の手段です。「タバコを吸ってなにが悪いの?」と言われれば、返す言葉はありません。タバコにかぎらず、何かに依存している女子は多いもの。依存先がハッキリしている喫煙女子は、まだ分かりやすい方かもしれない…なんて思うのでした。 |