マドンナなど海外セレブも注目している「美容鍼(はり)」もう体験しましたか? 「痛いの?」「効果は?」など、どうしても気になります 「美容鍼」は、保険が適用できませんので、30分くらいで約4,000円。30分程度だと鍼を打つ範囲は顔だけになりますが、施術していただいた日本医学柔道整体専門学校の青木先生によると、お腹側と背中側の全身に鍼を打つ方が、美容効果を上がるとか。さっそく、全身治療の90分7,000円の「美容鍼コース」を体験してきました! 「美容鍼」でほうれい線が薄くなった!鍼と一口にいっても長さも太さも様々で、中には“刺さない鍼”もあるようですが、顔に打つ鍼は、とても細くて短い鍼を使います。鍼を打つだけの場合はメイクを落とす必要はないのですが、今回は美容鍼のメニューに「かっさ」(中国伝統のかっさ板を使ったリンパマッサージ)と「超音波マッサージ」が含まれていますので、施術前にメイクを落としました。 まずは顔や頭皮から鍼を打っていきます。場所によってはチクッという感覚はあるものの、痛いという感じではなく、目をつぶっているので何本刺されていて、どういう状態なのか分かりません。 顔や頭皮に鍼が刺さったまま、今度は手足やお腹など全身に打っていきます。お腹側の表面全身に打つのに約30分かかりました。そしてその後、鍼が刺さった状態で約10〜15分置きます。鍼が刺さったままなのであまり動けないものの、爆睡する方もいるようです。 その後、顔だけ鍼を抜き「かっさ」や「超音波マッサージ」の施術に移ります。そして全身の鍼を抜き、背中側に向きを変え、また頭から全身に表側と同様に打っていきます。表と裏の頭から足先まで全身打って、所要時間は90分ほどでした。 生理前のイライラや生理痛が改善も!今回の「美容鍼コース」でには、気になる生理前のイライラ(PMS)や生理痛にも効くという「婦人鍼」も含まれていました。先生によると、生理痛は本来“無い”のが普通で、生理痛があるのは身体が“悪い”証拠だそうです。またサラサラの真っ赤な血が出るのが、本来の生理だそうです。 この「婦人鍼」の治療とは主に、腰骨と尾てい骨の間にあるツボに鍼を打ったり温めたりすること。骨盤の内側辺りを先生に触られるととても痛く、「張ってるね。生理痛あるでしょ?」と言い当てられました。この婦人鍼は生理前に受けると、生理痛がかなり軽減されるそうですよ。 効果の継続については、最初は1ヶ月に2〜3回ほど通い、ある程度改善されると1ヶ月に1回の施術で大丈夫とのこと。なお、自宅では、お灸やカイロでこの尾てい骨の少し上あたりを温めると良いそうです。 薬を使いたくない妊娠中にもそもそも「鍼」とは東洋医学の考え方で、全身の血や気の巡りを改善し、自律神経のバランスを整えることで「自然治癒力」が高まるというもの。美容面では、顔のくすみや弛みを解消し、ハリやリフトアップなどの効果があるということです。 西洋医学のレーザー治療と異なり、効果が比較的ゆっくりなのが「鍼」の特徴ですが、私は1回で効果が! 全体的に肌色が白くなったことと、目の下のクマ改善、ほうれい線が薄くなった実感がありました。先生いわく、治療後3日目になると更に効果を実感できるとか。実際、翌日からの朝の化粧のりがグッと良くなり、職場でも「肌ツヤ良くなったね。何かした?」と聞かれました! 鍼は本来は内臓に効くものなので、風邪や頭痛などの治療もできるらしく、妊婦さんなど薬を服用できない方には、とても向いている治療とのことです。副作用はゼロではないですが、効きすぎた場合に安静にするなどの注意を守れば安全なので、薬を飲めない老人や子供にも向いている治療法だそうです。 最新のものや美容に関心が高いあなた! ぜひ一度「美容鍼」「婦人鍼」を試してみてはいかがでしょうか。
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