4月から始まったダウンタウン司会の新番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系列で毎週金曜日夜放送中)は、毎週、特殊な人生経験を持った人たちから他では聞けない話を聞いていくトークバラエティ。 センセーショナルなトピックを扱うため、万が一不適切な発言があった場合には対応できるよう、収録したものを10分間遅れで放送する「ほぼ生放送」というディレイ放送で業界でも話題のこの番組ですが、5月1日の放送では、「自らも整形済み!美容整形外科医のオンナたち」をテーマに、美容整形外科で働く女医5人が登場し、業界の裏話を暴露しました。 リアルタイムで整形のビフォーアフターも!女医たちは現在の美容整形について、メスを入れる大きな手術ではなく、ヒアルロン酸を注入してアゴ先をとがらせたり涙袋を作ったり、溶ける糸を入れてリフトアップさせたりと、短時間で効果的なプチ整形をする人が多いのだと語りました。そのような施術で見た目を10歳若返らせるには、たった30分でしかも手頃な値段でできるとし、今最もなりたい顔だと相談されるのは女優の石原さとみであることも語られました。 また番組では整形の手軽さを実証するために、リアルタイムで今から二重手術、丸まったアゴをシャープにする手術を行うという女性の整形手術を生中継。手術後、「変わって嬉しい!」と話す彼女の明るい表情が印象的でした。 拡大する整形についての男女の考え方の違いスタジオには、フランス人形を目指し、全身を整形しているタレントのヴァニラさんも登場。「理想形にはまだ5%くらいしか達していない」と今後もまだまだ整形したいと語る彼女に、女医たちがもうやめるべきと制する場面もありました。 番組放送後、ツイッター上では ・実際に女医さんたちが自分でヒアルロン酸を何本も入れてるなら安心できる ・大きな手術は怖いけど、注射やリフトアップはエステと同じ感覚だなー ・整形中継してた女の人、顔の作りより表情が全然違っててビックリ!やってよかったよね
と、プチ整形の手軽さや安全性、外見が変わることで内面も変わることができるメリットなど、整形について肯定的という女性の声がありました。一方で、 ・世の中の涙袋は全部作り物なのか… ・できるなら注射もしてほしくないし、女の人には自然のままでいてほしい ・濃い化粧なら許せるけど、整形はNG
と、スタジオの男性陣同様、整形自体にまだまだ否定的な考えを持つ男性の声が目立ち、男女で整形に対する捉え方が依然として異なっていることが如実にわかりました。 トラブル回避のためには、その医師のブログをチェック一方で、美容整形に関するトラブルは増加しています。消費生活センターによると、安い値段を提示しながら高額の施術を強引に迫るなどの販売方法や契約、広告と異なる内容で施術をさせられた事例など、美容整形、美容医療に関する相談は絶えず寄せられているといいます。 番組では、女医たち自らが、腕の良い医師かどうかはネット等の口コミで判断するのではなく、経験年数の長い医者を選択すること、またそのクリニックのスタッフに「あなたならどの先生を選ぶ?」と聞いてみることが大切だと語りました。また、患者とトラブルにならないように事前に入念なカウンセリングをしてくれるのか、自分のなりたい顔を得意としているのかを把握するために、その医師のブログをチェックすることが不可欠だそう。ブログにはその医師の症例写真や、文章から人間性や性格もわかることがあるのだと念を押しました。 以前よりは身近で手軽になったとはいえ何かと不安なことが多い美容整形ですが、実際に現場に立つ女医たちによって語られた今回のウラ話は、今後整形をしたいと考える女性にとっては有益な情報となったのではないでしょうか。 |