紫外線が強い春夏は美白ケアに精を出していたけれど、秋になった途端にお手入れをやめてしまったという女性も多いのでは? しかし秋冬に美白ケアをやめると、お肌の状態が元に戻ってしまうだけではなく、コストもムダになってしまうというリサーチ結果が。 春夏の美白ケア投資額は1.9万円資生堂が全国の25〜59歳の女性1,033人を対象に実施した「秋冬美白意識に関する調査」(調査期間:2016年7月31日〜8月4日)によると「秋冬に美白ケアを中断した女性が、春夏の美白ケアに投資した金額は約1.9万円」とのこと。 秋冬に美白ケアを中断すると「乾燥によってシミ悪化因子が増えるため、春夏に美白ケアをしていた時にコントロールできていたメラニン環境が、元に戻ってしまう『シミ・リバウンド』現象が肌に生じる」ということで、春夏に投資した1.9万円が水の泡に。 さらに、女性が美白ケアを行う年齢を本調査対象の25歳〜59歳の35年間で算出すると、生涯でムダになるお金は1.9万円×35年間で約66万円となり、決して無視できない数字が出ました。 「リバウンド・コスト」って?本調査を監修したファイナンシャルプランナーの山口京子さんは上記のような「途中でやめて残念な結果になったり、継続していた時以上の高い支出が予想される出費」を「リバウンド・コスト」と命名。「目先の出費額だけにとらわれるのはなく、出費の目的を達成するために、賢い見極めが必要です」とコメントしています。 調査によると、美白ケアをしている女性は全国で約2400万人。そのうち、秋冬に美白ケアをやめてしまう「シミ・リバウンド予備軍」の女性は約4割いるということです。 春夏にせっかく美白ケアをがんばったのに、中断することで時間もお金もムダになってしまうのはもったいないこと。紫外線が気になる季節だけ気合を入れて美白ケアするよりも、日頃から自分にとって無理のない範囲で美白ケアする方がお肌にもお財布にもやさしいと言えそうです。
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