今年の秋冬もやっぱりスモーキー系が人気? いえいえ、それが世界各国の検索ランキングを見る限り、どうもちょっと違うようなのです。 SHOPSTYLE提供 世界最大級のグローバルファッション検索サイト「SHOPSTYLE」が、2016年の秋冬シーズンのアメリカ、イギリス、フランスのトレンドカラーランキング、トレンド小物ランキング、トレンド素材ランキングを国別でそれぞれ発表しました。 トレンドカラーランキングによると、定番の「キャメル」「バーガンディー」「ボルドー」の他に、3ヵ国すべてで「ピンク」がランクイン。フランスでは、鮮やか「フューシャピンク」の検索率が昨対比 240%アップと断トツの人気を誇っています。フューシャピンクとは紫がかった鮮やかなピンクで、南米原産の観葉植物フューシャにちなんだもの。 「カルバン」「グッチ」「モスキーノ」などの大手メゾンもはっきりとした色合いのピンクを2016年秋冬コレクションで取り入れており、ピンクが注目カラーなのは間違いなさそう。 トレンド小物ランキングでは、さまざまなシルエットのブーツや袖や首もと、ウエストにポイントのあるトップスが主に検索されたという結果に。アメリカでは「ニーハイブーツ」の検索率が昨対比354.1%アップ、イギリスでは「チョーカートップス」が 84.4%アップ、フランスでは「ファースニーカー」が343.5%アップするなど、主張のあるアイテムがランクインしました。 ニーハイブーツやチョーカーと言うと、1990年代後半に人気を誇った歌手の安室奈美恵さんのアムラーファッションを彷彿とさせますが、海外では1970年代のレトロブーム回帰からこれらのアイテムが人気のようです。 また、トレンド素材ランキングではサテンやベルベット、シルクなど光沢感のある素材に人気が集中しました。 主張のあるアイテム、鮮やかなピンク、光沢感のある素材などが秋冬のトレンドと言えそうです。これらのアイテムをすべて取り入れるのは勇気がいるかもしれませんが、まずは小物やネイルで取り入れたり、差し色で見せたりするのがよいかもしれませんね。
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