数年前から耳にする「サブカル女子」というキーワード。ざっくり言うと「メジャーなカルチャーよりもマイナーなカルチャーを好む女子」を指すことが多いよう。サブカル好きの人々から好まれることもある一方で痛い言動によってバッシングの対象となることもあり、「サブカルクソ女」と題されたイラストをネット上で見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。 サブカル女子全てが痛いわけではないのでしょうが、「こんなサブカル女子は嫌だ」と突っ込まれやすいポイントがあるのは事実。サブカル女子否定派の男性たちに、その特徴を聞きました。 趣味の押し付け「仲良くなるとその趣味を共有しなきゃいけない感じ、もっと言えば強要してくる感じが怖い。その趣味が理解不能なものだと、特に一線を引きたくなる」(32歳) 共感できない趣味なのに、「私たち、仲がいいってことは同じ趣味だよね!」と強要されても……ということでしょうか。 中途半端な知識で語る「カメラ好きなサブカル女子。下手な写真をFacebookにアップしたり、中途半端な知識で若手写真家を語ったりしてうんざり。かまってちゃんだなあと思う。『○○ちゃんの感性、ステキ!』みたいなコメントをつけてる友だち含めて、おめでたい」(26歳) 「誉めてもらいたい」「自分を知ってもらいたい」という承認欲求の表れなのかもしれませんが、ニワカな知識だと逆効果なことも……。 少しでも間違えると突っ込んでくる「その子が好きな分野の話題には絶対触れないようにする。少しでもこちらの知識が甘かったりすると鬼のように突っ込んできて、地雷だから。そうやって会話を選ばないといけないところが、少しウザめ」(35歳) こだわりのある分野について、自分より知識のない人を威嚇するのはダメ。もともとメインカルチャーではないわけなので、そこは寛大になりたいものです。 サブカル好きになったきっかけが男「好きな人や彼氏の影響でサブカルに興味を持ちはじめたのがバレバレなのはイラっとする。でも、女の子は吸収が早くてあっという間に追いつかれたりもすることもあるんだけど……」(33歳) この男性は自らもサブカル好き。自分もサブカルに造詣が深いほど、こういう感想を持ってしまうのかも。 まとめると、男性は「本当にサブカルが好きなのか、それともサブカルが好きな自分が好きなのか」を案外見抜いている、ということではないでしょうか。本当に好きならば、自分の趣味をわざわざ人に強要したり、アピールする必要もないはず。「人とちょっと違う自分」をアピールしたい人に対して、世の中は結構厳しいようです。 |