「モックネック」って、ご存知ですか? タートルネックの一種ですが折り返しがなく、高すぎず低すぎないちょっと中途半端な長さの首元。これの「白」が、デイリーにとにかく使えるんです。 モックネックのカットソーはインナーに使えるため、ユニクロなどでお安く何枚も揃えるのが賢いアイテムです。 前回“とろみシャツ”をオススメしてくれた、吉田絵美奈(よしだ・えみな)さんも「ユニクロで3、4枚買って、秋冬はほぼ毎日着てると言ってもいいくらい! ニットの下に重ねて首元と裾を少し見せるのがお気に入りです。白がちょっと見えるだけなのに、着こなしのポイントになるんです」と、大のモックネック好きなのだとか。 これからの季節にはセーターやGジャンのインにぴったり。そんな「白インナー」のコーディネート例を、吉田さんに教えていただきました。 ユニクロの白モックネックはこれ! Gジャン&白インナーで上品さをプラスカジュアルな印象のGジャンも、インナーにモックネックの白を着ればクリーンで上品な印象になります。薄手なのでGジャンのインにしてもきつくならないのもいいところ。Gジャンは素材が硬いため、ひじ部分に直接触れるとカサカサ肌の原因にもなります。30代からは長袖をインしたいですね。寒くなってきたらGジャンの上にニットガウンを重ねても。 ハードなライダースも柔らかくケーブルニットの下にイン。首元がつまったセーターの下に重ねて少し白部分を出すのがオシャレです。ハードな印象になるライダースのコーディネートですが、この微量の「白」が、絶妙な品を出してくれています。ハードなアイテムを取り入れる時は、手首や足首を出すのも女性らしくまとめるポイント。 防寒しながら可愛らしくまとまる丸首カーディガンの下に。シャツだと品よくなりすぎてしまうところを、モックネックなら防寒しながらもちょっと可愛らしくまとめてくれます。カーディガンのボタンを全部とめてモックネックの首元だけ出すのもおすすめですね。カーディガンの他に、パーカーにも合いそうです。 実用的でありながらオシャレに見せてくれるモックネックの白インナー。ぜひ取り入れてみてください。 撮影:吉岡真理[静物]、甲斐寛代 (有馬美穂) |