セックスレスが問題になって久しい日本ですが、フランスの『madame LE FIGARO』に、そもそも「女性と男性のセックスをしたいと思うタイミングが違う」という記事が紹介されていました。この記事によると「男性は朝にしたいと思うのに対して、女性は夜にしたいと思っている」とのことです。 男性は朝に性欲が高まり、女性は「時間のムダ」と思うこれはイギリスのあるセックス・トイのブランドと『Daily Mail』というメディアが2,300人を対象に調査した結果から分かったもの。なお、朝方にしたいと思っている男性の割合は3分の1以上、反して女性はたったの11%。朝のタイミングのピークは8時頃なのだそうです。 「これって医学的には証明されていることなのでしょうか?」 この疑問を『madame LE FIGARO』は、セックスと精神に関わる専門家であるCaroline Le Roux-Poirier氏にインタビューをしています。 「男女の身体の違いがセックスのタイミングの違いを生み出しているのは確かです。ただし、その通りとは言えないところもあります。女性の場合、なにかその日に嫌なことがあったり、ストレスを感じているとブロックされてしまうのに対して、男性は忘れやすい傾向があります。だから簡単にセックスの態勢に入れるといえますね。 また、男性が朝に性欲が高まるのは生理現象である勃起が朝に起こりやすいという理由があります。一方で、女性は朝だと『時間のムダ』と思ってしまう現実的な考え方が頭にある傾向もある人も少なくないのです」
タイミングがずれているだけと考えると楽になるかもつまり、男性はON・OFFの気持ちの切り替えが簡単にできやすい一方、女性はあれこれ考えて気持ちを切り替えが難しいのですね。もしセックスをしていても他のことを考えていたり……なんて身に覚えのある人もいるでしょう。男と女は脳から身体から違うので、性の欲求にも違いがあって当然のような気がします。 もし、あなたとパートナーの欲求にちぐはぐがあると感じているのなら、それは愛が薄れたからではなく、ただ欲求が高まるタイミングがずれているだけなのかもしれませんね。そう考えると楽になる人も少なくないのではないでしょうか。 参考記事:madame LE FIGARO |