性欲減退の原因
直接的に関係する性欲減退の原因の一つに、精子の問題があります。現在は性欲減退と共に、男性が原因の不妊症も増えて来ていますが、これにも、精子の量や運動能力が関係します。
精子の状態は、男性ホルモンと深い関係を持ちます。
男性ホルモンの分泌が減少して、精子が少なかったり、精子の運動能力が低下して、精子に元気がなくなると、性欲の減退が加速します。
この様な場合に、有効な性欲減退解消法が、亜鉛とアルギニンの摂取です。アルギニンは、男性の生殖細胞の70%以上、男性精液の約80%を占めており、また精子形成と精子の運動性を維持強化する働きもあるといわれています。
成人男性のアルギニンの必要量は非常に多く、その欠乏症は性障害や不妊症につながるおそれがあります。
男性の生殖器官と深いつながりを持つ亜鉛は、セックスミネラルと称される位、性機能と関係が深いミネラルです。精液中にも存在してテストステロンなどの重要なホルモンの生成や、その働きに深く関与しています。
その為、精液中の亜鉛の濃度が低下すると、精子の数が減少するだけでなく、精子の運動量も少なくなり、反対に亜鉛の濃度が高まると精子の数は増え、精子の運動量も増します。 |